目次
はじめに(住宅診断ホームインスペクション事例紹介の主旨、お客様の本音の「声」)
この住宅診断ホームインスペクション事例紹介では、
- N 研(中尾建築研究室)の業務の実際とお客様とのやりとりを、トピックス的にご紹介しています
- ワンポイント的な知識を、オリジナルの説明図や実際の写真を使ってお話ししています
- 多少冗長に思われるところもあるかもしれませんが、視覚的に読み流していただいてけっこうです
- 同業の方からすれば「基本的・あたりまえ」、しかし一般のお客様からすれば「目から鱗」の話題です
- ただし、個人情報に配慮して、個々の物件・個人が特定されないような配慮はしてあります
住宅診断ホームインスペクション本音の「お客様の声」
営業用のホームページでは一般に、自社の強み(選ばれる理由)や、お客様の声(お客様アンケート結果)を載せるのが定石・・・かもしれませんね。
お客様の筆跡までも公開するアンケート結果は、実績のエビデンスとしては最高・最強でしょうけれど、 小規模事務所では実際のところ量的にかないません。
無記名とはいえ自筆書面ですから、公開の許可をお願いした上でアンケートを回収するのは容易とは言えません。
さらに一歩踏み込んで、どのようにしたらお客様の本音を聞き出せるか、という思いもあります。
依頼者様からのお礼メールに、気になる一行が...
実は、報告書を提出した依頼者様からのお礼メールに、気になる一行がありました。 たまたま、元から少し存じ上げている方でしたので、少し本音を出してもらった、というのが実際のところです。引用します。
中尾様 診断報告書受領しました。ありがとうございます。週末から用件が立て込み、返信が遅くなり、申し訳ありません。 お忙しい中、短時間でよくまとめられたと感心しています。(略)レポートについては、分かりやすいものの、素人には難しい用語・表現等もありま した。(以下省略)
引用中省略部分は、いわば社交辞令的な内容(つまり、誉め言葉)です。
それよりも、引用最後の一行に依頼者様の本音が滲んでいるように思います。
そうした思いをもって、この事例紹介を作成しています。今後、ご叱正もいただきながら、折々に内容修正・更新してゆきます。ご覧ください。
「業務の実際と、お客様の声」 目次
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お知らせ コラム 中古マンション 内覧会 新築マンション 新築戸建て 新築戸建て 診断とお客様の声
新築マンション内覧会 ~ 診断プロの【同行なし】それとも【同行あり】?
新築マンションの内覧会にインスペクターの同行を依頼するかどうか、新築戸建ての場合とはまた違った悩ましさがありそうです 新築マンションの竣工が近づくと、いよいよ「内覧会のご案内」が届きます ...
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お知らせ コラム 内覧会 新築戸建て 新築戸建て 診断とお客様の声
既存住宅、その「見えない」床下に潜る ~ 中古の床下
前回、前々回の新築住宅に続き、今回は既存(中古)住宅の床下を覗いてみましょう ここまで、第一部「内覧会、静寂の床下をゆく ~ 新築の床下(その1)」、そして、第二部「内覧会、見えない『基 ...
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お知らせ コラム 内覧会 新築戸建て 新築戸建て 診断とお客様の声
内覧会、見えない「基礎」の基礎的知識 ~ 新築の床下(その2)
暮らしを静かに支える「床下」、それを形成する「基礎」、今回はこれらに注目してみましょう 前回は、内覧会、静寂の床下をゆく ~ 新築の床下(その1)のタイトルで、床下進入調査でよく見かける ...
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お知らせ コラム 内覧会 新築戸建て 新築戸建て 診断とお客様の声
内覧会、静寂の床下をゆく ~ 新築の床下(その1)
床下診断・・・たいていのお客様は「床下進入診断までお願いします」と希望されます 今回はタイトルのように、床下進入診断のお話しです。 本題に入る前に、あるご質問と、依頼者様からの「声」をご ...
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お知らせ リフォーム 中古マンション 中古戸建て 内覧会 新築マンション 新築戸建て 自宅 診断とお客様の声
内覧会、住宅診断での「お客様の声」~「感謝とお褒め」のホンネを考える
今回は、お客様アンケートでいただく「お客様の声」の背景について考えます 製品やサービスを紹介するホームページでは、ほとんど必須とも言える「お客様の声」。 住宅診断(ホームインスペクション ...
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お知らせ リフォーム 中古マンション 中古戸建て 内覧会 自宅 診断とお客様の声
セカンドオピニオンとしてのインスペクション ~ 「第二の住宅診断」ご依頼をいただいて
今回は、中古マンションについての「2度目のインスペクション」というお話です ・・・前回のインスペクションは不調に終わり、本来はこのような報告書を頂戴できるものなのかと感動しておりま ...
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お知らせ リフォーム 中古マンション 中古戸建て 内覧会 自宅 診断とお客様の声
「斜面型」マンションという選択 ~ 中古マンションのインスペクションから
今回は斜面地の集合住宅を扱います(写真はイメージ:ギリシャ サントリーニ島) 大きな欠陥があれば購入を見送るかもしれません。 (原文メール) 「お問い合わせメール」の終わりを、こう結ばれたS様。 ...
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お知らせ リフォーム 中古マンション 中古戸建て 内覧会 自宅 診断とお客様の声
リフォーム済み ~ その裏側も診てますか?(戸建て中古、買取再販住宅の「光と影」)
リフォーム済みで販売される中古戸建て住宅、その「光と影」について、実例をもとに考えてみましょう ・・・いろいろと手数のかかる客でしたので恐縮ですが、また、いつの日かお目にかかれればと思っております ...
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お知らせ リフォーム 中古マンション 中古戸建て 内覧会 自宅 診断とお客様の声
相続した実家をインスペクション ~ 思い入れのある家、全面リフォーム?それとも建替え?
「相続した実家」と言うとすぐ「処分」「整理」などを思い浮かべますが、「そこに住み続ける」というケースもあります 実家を相続した場合、どうするか・・・悩ましい問題ですね。 ある日突然に、自 ...
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「長く住める住宅」について考える
長く住める住宅 住宅の購入を考えた人なら、長期優良住宅という制度を耳にしたことがあるでしょう。そして、ネットで見たり説明を受けたりすると、まず税制上のメリットがあることを知り、その一方で技術的な認定基 ...
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天井裏を覗いたこと、ありますか?(天井裏構造)
天井が張られる前の屋根裏イメージ(本文とは関係ありません) 木造戸建ての駆体(骨組み)が組み上がると、その住宅のボリュームがはっきりしてきます。図面段階はもちろん、基礎の段階でも、まだまだどのくらいに ...
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床下を覗いたこと、ありますか?(床下構造)
床が張られる直前の床下イメージ(本文とは関係ありません) 戸建て住宅の工事では、1階床が張られてしまうと、床下の状態を俯瞰して見ることはできなくなります。基礎工事、そして床下配管が終わると、土台から駆 ...
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駆体の頑健さの一方で、長く放置されてきたもの
住宅の劣化事象の中で、雨水の浸入や結露、あるいはシロアリの進入懸念箇所などに着目するのは、ひとつには、それらが腐朽や蟻害の原因となって、木造の柱・梁・土台など住宅の駆体(骨組み)に決定的なダメージを与 ...
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屋根裏収納が「夏異様に暑い」・・・ なるほど!依頼者様も納得の原因
ロフトのイメージ(本文とは関係ありません) 戸建て、マンション問わず、収納スペースが足らない、という話はよく聞きます。天井の上に設ける、ロフトや小屋裏収納(屋根裏収納)は、そうした収納不 ...
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天井にかすかな染み痕跡、天井裏を覗くには・・・ そして、「継続観察」の結果は・・・
お住まいの中で、毎日目にする部位、たとえば、壁や天井。 そうした部位にかすかに、さりげなく現れる、劣化のサイン…たとえば、壁や天井の表面のかすかなシミ。 生活するご本人も、指摘されてはじ ...
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信頼性が高いと言われる防水、それでも漏水したのは・・・
最近の木造住宅のバルコニーには、FRP(繊維強化プラスチック)という防水が多く使われています。ほかにウレタン防水やシート防水などが良く知られていますが、金属防水と呼ばれるものもあります。 ...
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すでに漏水補修は完了、でも、ここから先も要注意…
台風や大雨で、お住まいの居間やその他の部屋の天井から漏水があった時、さすがにどのお宅でもそのままにはしておきませんね。 以前そのお宅を施工した業者や、あるいは、漏水箇所を直してくれる業者 ...
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見慣れた風景、しかし劣化は静かに進行して・・・(劣化診断調査)
私たちが住宅診断で指摘する、いわゆる劣化事象。 ところが、そこに普通に見えているのに、住まい手の方には「見える」のに「見ていない」、ということが意外とあります。 いわば、「風景の一コマ」化してしまった ...
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中古マンション:狭すぎるUB(ユニットバス)天井裏、「見えないところを診る」を 実践したら・・・
ワンルームマンション・イメージ(本文とは関係ありません) 賃貸用マンションは、管理会社が管理し、賃貸人・賃借人それぞれが建物・家財の保険に入る、という契約条件が一般的です。 賃貸中のトラ ...
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天井裏拝見、そこからつなげた二つのカイゼン(屋根裏 断熱)
小屋裏(天井裏)の断熱には、「屋根断熱」と「天井断熱」という方法があります。このうち、よく見られるのが天井断熱で、天井裏に断熱材のマットなどを敷く方法です。 このコラムでもよく取り上げる ...
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住宅診断結果報告、その数ヶ月後に起きたこと(化粧スレート葺き)
戸建てを持つ・・・ということは、維持管理はすべて自己責任。 最近では売り手側も、アフターケアもビジネス機会と捉えて、フォローするところが増えてきましたが、やはり維持管理の主体は所有者様ご本人。 &nb ...
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N 研(中尾建築研究室)の住宅診断 ~ 代表が直接担当いたします
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